ときコンサルタンツ〜3人男子ママの独立中小企業診断士、奮闘中〜

新卒から勤めた食品会社を卒業し、2018年から中小企業診断士として独立。3人男子のママ、経営コンサルタント、フェイシャルエスティシャンの日々を綴ります。

会社員から、独立してよかったこと~3か月編~

ここ数日で急に暖かくなり、

広島でもちらほらと桜が咲いています。

東京はすっかり満開とか。東京より西にある広島のほうが

開花が遅いというのは、少し不思議な気がします。

 

土曜日朝のウォーキング中にパチリ。

(川沿いに住むの、前世からそうだったのか、すごくなじみます。)

 

さて、もうすぐ4月。私も社会人18年目に突入!アラフォーど真ん中!!

そして、新卒から勤めた会社をやめて3か月。

 

一応、誰でも知っている大企業なので、「もったいない、なぜ?」

という反応はたくさんもらいました。

 

そんなときは、

中小企業診断士を取得して、次のキャリアが見えてきた」

という前向きな理由を伝えてきました。実際それが理由の70%。

その一方で、残りの30%くらいは会社員で疲弊していて、

今しかないと決断した面もあるなぁと、今しみじみ思います。

完全に今のほうがライフもワークもストレスがない!!

自分の中でも、正直まだ揺れるときもあるけど、

独立してよかったこと、を定点観測的に記していこうと思います。

 

 

会社のときに嫌で、独立後解決しつつあること。

・自分のキャリアが自分で形成できない⇒できるように

  やりたい仕事はあったけど、その仕事ができれば運がいいよね、というのが

  会社員の宿命。

  やりたいことをやるのより、文句を言わず目の前の仕事をやるべし、という

  空気があった。自己啓発をしすぎるのも白い目で見られたり。

  私の場合、営業現場にいて、1年に1度のキャリア志望のとき

 「マーケ部に行きたい」ということを言ったりしていた。

  メーカーに入社したからにはだとだいたいみんな言うセリフ。すると、

  「まぁまぁ、今はまだ早い。マーケなんてみんなが行きたいところ。

  まずは実績を出せ。」

  20代の時はいいかもしれないけど、独立を決意したのは30代後半。

  このまま、40代そして50代を過ぎ、最終的に定年の挨拶のとき、

  「結局やりたかった仕事はできなかったけど、それでも大好きな会社に勤め、

  充実した会社人生だった」

  と言いたいかというと、私はそうではないなぁと思っていた。

  やりたい仕事をやることってそんなに贅沢なことなんだろうか。

 

・一度逃すとチャンスを逃すとどんどん遠ざかる⇒チャンスは自分で作る

  前職は、女性活躍推進に積極的ので、働き続けるには居心地がよかった。

  けれど、第一線で会社を引っ張る(出世)には、

  チャンスがあり⇒実績を積み⇒チャンスが来る⇒・・・

  というサイクルを回り続けなければならない。

  女性だから、ではなく、どこでどう間違ったのかこのサイクルから

  ぽろぽろと零れ落ちるのは組織のや必然。

  かつ、産休育休で休んだり、大事な30代を少しゆっくりペースで

  過ごしてしまうと、気づけば完全に経験不足になっていた。

  つまりチャンスが来ない。

  アクセルを踏みたくてもしょぼい車にしか乗っていない感覚だ。

  翻って、今の個人事業主は、アクセルとブレーキを自分でコントロール

  できる。評価を気にして組織になじみすぎることもない。それがすごく楽。

 

ちょっと後悔すること

・大企業だからできるビッグチャンスへの出場権がなくなったこと

  海外勤務、新規事業。億を超える予算が付くことは、今の仕事ですぐはない。

  だから、春・秋の異動の時期に、誰かがそういうポジションになったという情報を

  聞くと、正直うらやましい。あと少し頑張っていたら、そのチャンスが巡って

  きていたのかも。とか。

  でも、会社に居続けても、そのチャンスが来たかどうかの確証はない。

  そんな時後ろは振り返らずに、自分のやりたい仕事でビッグチャンスを作るんだ、

  出場権を狙うのではなく、最初から自分が主催するゲームを作るんだ、

  と気持ちを奮い立たせている。

 

想像はしていたけど、企業に染まりすぎていて、井の中の蛙

世の中を知らなさすぎて、へこむことも多かったこの3か月。

「そんなんで大丈夫?」と言われたことも(オイオイ!)

でも、でも、そんな3か月でも「ありがとう」と言ってもらえたこともあるし、

きっとこの経験は、糧になると信じてやっていこうと思います。