ひいばあちゃん、「ホテル」に引っ越し
人生100年時代で、私も100歳まで生きると疑ってないんだけど、
その根拠が、齢101歳になる、わがおばあちゃん。去年、ご長寿の賞状を総理大臣と市長からもらっておりました。
おばあちゃんからは子供2人、2人の子供が3人ずつの子供=孫6人、6人の孫が2人ずつの子供、例外は我が家の3人=ひ孫13人。子孫は配偶者含め、誰一人なくなったり、未婚・離婚もなく、DNAが脈々と受け継がれてる、この時代にしては珍しい末広がり家系なのです。
私が記憶があるおばあちゃんは、おそらく60歳代後半なんだけど、その年代の人にしては背が高くて(170センチ弱)、姿勢がよくて、おしゃれで(『婦人画報』を年間購読)、高い化粧品を使ってる(基礎化粧品はクレ・ド・ポーを愛用)という、自慢のおばあちゃん。小学校の教諭を定年まで勤めあげ、子供、孫、その配偶者たち、ひ孫の誕生日、クリスマス、バレンタインデーは欠かさずプレゼントをくれました。
改めて計算してみると、一年で
(子供・配偶者4人+孫・配偶者12人+ひ孫13人) × 3回 = 87個
という数のプレゼントを用意していたのです。。すげー。
もちろん、お年玉も用意。教員を長く勤めると、年金をたくさんもらえるとは聞いてたが、私が同じこと老後にできるとは思えん!!
前置きは長くなったけど、そんなおばあちゃん、去年後半から急激に体、頭のブレーキがかかってきたようで、これまで一人暮らしをしていた家から、先週、施設に入ることになりました。100歳まで一人暮らしをしていたこと自体がすごい。
とはいえ、長く住んで一族が大勢集まっていた家が静かになるのは、寂しい。
我が家の怪獣2号(次男)が、
「おばあちゃん、いいなー、ホテルに引っ越しするのー」
ってのんきに言ってたのがせめての救いじゃ。
↑おばあちゃんちで遊ぶ怪獣3号
入ることになった施設は、私が30年以上前通っていた地域の幼稚園が、今では学校法人で認定こども園、社会福祉法人で福祉事業の大きな企業グループになっていて、そこの介護施設。これからおばあちゃんのお見舞いに行くついでに、この施設のことを観察してみよう。日々勉強、日々観察。